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4月例会開催報告

長野青年会議所では、2021年4月15日(木)
【4月例会】を【長野市芸術館アクトスペース及びWeb配信】にて開催しました。
※新型コロナウィルス感染拡大のため、担当委員会以外の全メンバーはweb配信で参加しました。

当日は、例会の様子を県職員、市職員、LGBTQ当事者団体、意見交換会参加者の方へも配信し、例会をご覧いただきました。

国際的に取り組んでいるダイバーシティ&インクルージョンとして、マイノリティを取り残さず、また共にまちを盛り上げていく仲間として、LGBTQの観点から、歴史的に当事者がどのような困難や苦悩に直面しているのかを知ってもらい、そして教育、企業、行政の人生を送る上で全ての人が関わる3つの観点からその課題と解決策について発表させていただきました。

第2部ではトランスジェンダーで活動家の杉山文野さんを講師にお迎えし講演を賜りました。
講演テーマは「個性を輝かせるために」とし、LGBTQをはじめとするセクシャルマイノリティについて正しい知識を身に着けるお話や、杉山さん自身の性と向き合い苦難を乗り越えてきた経験をもとに、誰もが抱えるそれぞれの生きづらさを乗り越えるための考え方をお話しいただきました。
また、急速に変化する社会で多様な個性を受け入れることは現代のビジネスシーンにおいて重要であり、多岐に渡る活動から培った経験をもとに、すぐにはじめられる企業の取り組み等、青年経済人としても大変身のあるお話しでした。

3部では引き続き杉山文野さんをパネラーとしてお迎えし、メンバーとのパネルディスカッションを行ない、LGBTQの方々から寄せられた質問や、行政、企業、教育の面でLGBTQの方々がより暮らしやすいまちになるための質問を投げかけ、誰もが当事者であるうえで物事を考えなければいけないと感じさせられるディスカッションとなりました。

マイノリティの一面は誰もが持ち合わせているものであり、決して他人事ではないこと、またそれは個々のアイデンティティであり、差別されるようなことではありません。
それは性的マイノリティの方も同じです。

今回発表させていただくにあたり、メンバー一人ひとりもそのことを自覚し構築させていただきました。
また、4月例会を通し、メンバー全体の意識改革のきっかけとなる機会としました。

国際交流委員会

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